いつものようにツイッターを見て、いつものようにふと何かを検索しようと虫眼鏡のアイコンを押したら
「Janne Da Arc解散」
という文字が入ってきた。
Janne Da Arc(以下JDA)は私が初めて熱狂したバンドであり、わたしの細やかなるバンド人生はここから始まった。
マリアの爪痕がMTVで流れてきた時に、わたしは初めて音楽に衝撃を受けた。
ヤスの高音で力強くもあり色気のある声と耳に残るギターのリフ、そこに深みを出すようなキーボードのメロディ!!!
ビビビッときた小学六年生のわたしは、当時住んでいるところにはなかったので母におねだりしてTSUTAYAでアルバムを借りた。
初めて借りたのは、GAIAだったと思う。
ちなみに好きだった曲は、sisterとcurseだった。歌詞を読むと、とんでもなくませた子供である。
その日から、私はJDAの音楽しか聞かなくなったし、他のバンドにも興味を持たなかった(ただし、中2の春にDirに出会うまで)。夜寝る時も朝学校に行く時も、MDを隠し持ってずーと聞いていた。
彼らの音楽に飽きることはなかったし、今も時々聞いている。
楽曲それぞれに違う色々な思い出が詰まっている。
そんな思い入れのあるバンドが、あのような形で解散してしまったことがとても残念だ。
好きだったバンドが解散していくのは、仕方のないことだし何度も経験したけど、JDAの解散は少し今までの解散してきたバンドとは少し違う気がした。
たぶんそれはもう10年以上活動をしていなかったからか、解散の文字が目に入ってきた時はおどろくほど素直に飲み込めた。
だけど!
あの日簡単に飲み込んだはずなのに、あれから一週間以上経ち、私は胸焼けしている。
これまでの解散を知った時は、最初すごく衝撃を受けるんだけど、でもそれでも自分の中で段々と納得していった。
でも、今は解散してほしくなかったな、新しい楽曲聞きたかったな…と色々な思いが沸々と湧いてくる。
この彼らがもう音楽を一緒にしないという事実が簡単に消化されない理由は、何よりもそんな重大なアナウンスなはずなのに、彼ら5人の姿を見れなかったという一因もあると思う。
まだブレイクする前、ケーブルテレビの音楽番組や地方のテレビ局のほうでアルバムやシングルを出すたびに特集やインタビューされていたけど、その時いつも5人が楽しそうにしていた光景が忘れられない。
みんな音楽してる時はかっこいいけど、いざそういう場になるとおもしろい大阪の兄ちゃん風でそのギャップも大好きだった。
音楽は思った以上に、昔の記憶に結び付く。だからこそ、これからも聞いていくのだけど、たぶん何年も経った後でもJDAの音楽を聴くたびに、この苦い味を思い出すんだろうな。
数年後にまた再結成…とかないかなぁと淡い期待を抱き続けるよ。
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昔のファンクラブのHP(マドモアゼルなあなた達)で、PVのメイキングとか見れたんだけどそれが大好きで一日中みてた。
今でも記憶にあるのが、シルビア(たぶん)のPVでyasuが口紅を塗るシーンがあるんだけど、それが大幅にずれてオバケのQちゃんみたいになって皆が爆笑してるのと
feel the windでyasuがこけるやつw
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久々に聞く曲も、歌詞を覚えてて、やっぱ子供のころの記憶ってすごいなって思ったり。